よくある質問

高血圧

Q

高血圧の原因は何でしょうか?

A

遺伝的な要因と、生活習慣などの環境要因が複雑に関係してできあがる高血圧が普通の高血圧です。そのほかにも腎臓の血管の異常、腫瘍など、特定の原因による場合も時々あります。初診では、高血圧症の成り立ちや合併症の有無、進行の度合いなどを種々の検査を行って調べます。

Q

高血圧の治療を受けているのですが、なかなか血圧が下がりません…

A

背景に何らかの特殊な原因が関係していることがあり、種々の可能性を検討しながら治療してゆく必要があります。

Q

糖尿病にも関係すると聞いたのですが、本当でしょうか?

A

糖尿病だから高血圧になるということはありません。しかし、糖尿病そのものが高血圧症と同様に血管を傷害する要因であり、糖尿病を合併した高血圧症の場合は、より厳格に、より専門的に治療をする必要があります。

Q

家で簡単に血圧を測る方法はありますか?

A

家庭での血圧測定は、よりよい治療をするために重要です。普段の血圧測定は市販の血圧計で行います。測定の方法や解釈の仕方もその方に合わせて診療の中で指導しますので、お気軽にご来院ください。

Q

高血圧の予防でおすすめの方法はありますか?

A

高血圧症の治療の中で指導する運動療法、食事療法などが予防法でもあります。運動療法についてもコツがあります。診療の中でその人に合わせた指導をする必要がありますので、気になる方はお気軽にご来院ください。

Q

お薬を飲み始めた場合、一生飲み続けなければいけませんか?

A

高血圧症というのは、長い年月をかけて出来上がってきた状態です。普通は血圧のお薬を飲んで血圧を下げることはできても、高血圧症そのものを治すことはできません。
ただ高血圧の程度や進行状況によっては、生活習慣の改善などで正常の血圧まで下がる場合もあり、内服量を減らしたり中止したりすることもあります。
ただ、中止まで行ける方はそれほど多くはありませんし、一時期中止していても再び内服が必要になる場合もあります。

検査について

Q

心臓の検査には危険なイメージがありますが、大丈夫なのでしょうか?

A

当院で行う循環器内科の検査は、ほぼすべてが安全といえます。
ひとつだけ「運動負荷心電図検査」には若干のリスクが伴いますが、危険な状態になった場合は適切な対処ができる設備を備えていますので、ご安心ください。

Q

痛みや苦痛を伴う検査はありますか?

A

当院での循環器内科の検査で、痛みや苦痛を伴う検査はありません。

Q

心臓の検査はすべて対応してもらえますか?

A

循環器内科として基本的な検査機器は完備しておりますが、カテーテル検査など当院で対応できないものもあります。
その場合は、患者様の状態に応じて相応しい医療機関や専門医をご紹介いたします。
当院は、総合病院や専門医との連携を密に取っているため、適切で速やかな対応が可能です。